Life is Bicycle

ロードバイクの楽しみ方やサイクリング用品、メンテナンスなどライフサイクルにサイクリングの提案を。

エントリーグレードのロードバイク選び

ロードバイクってどういう目線で買ったら良いのか、分からない点が多いと思うので整理してみました。

高い買い物ですので、納得したロードバイクを選んでライドを楽しみましょう。

購入に役立つカウンセリングシートを作ってみましたので、店員さんとのコミュニケーションに役立ててみてください。

 

近所の自転車屋にあなたの気に入るバイクがあるとは限らないのでカタログをもらってみましょう

まず、自転車屋に行くとかなり限られた数のロードバイクしかありません。

スポーツバイクの大型専門店でも行かない限り、展示品でベストなサイズの車体が見つかることは稀です。

カラーもバリエーションがありますので、展示品に一目惚れしがちですが、販売店に行ったその日はカタログを持って帰って家でよく考えるのも一つの手です。

 

目的の明確化、使い方から考える購入予算

ロードバイクが欲しくなっている段階で、目的を度外視して予算を考えてしまいがちですが、グレードによって使い方が全然違ってきます。

フラッグシップモデルを購入して通勤用に使うとすぐに嫉妬の目から傷付けられた日には目も当てられませんし、盗難されるリスクもあります。

旅行のお供やロングライドに使うのに、安価過ぎるモデルを購入してしまうと、過度に疲れてしまって楽しめないということもあります。

目的にあった車体から予算を考えてみましょう。

 

目的別の概算

  • 通勤用(~10万円)+付属品1万円~3万円
  • ロングライド、旅行(10万円~30万円)+付属品4万円~5万円
  • レースに参加したい(30万円~)

およその概算、定価ベース、いずれも完成車の価格で考えています。

(※店舗や通販では20%オフとか40%オフとかもあります。)

今回は30万円までのエントリーグレードについて解説をしていきます。

通勤用(~10万円)

通勤用のロードバイクに関しては、盗難されるリスクがあります。

また、駐輪場の事情によっては傷付けられる場合が多々あります。

ヘビーユーズしても良い価格帯ということでギリギリ許容できる金額で設定するの良いでしょう。

通勤用に関しては日々安定して乗ることができるものを選ぶのが最適です。

ロングライド、旅行(輪行)用(10万円~30万円)

いわゆるエントリーグレードはこの辺りまでが視野に入ってきます。

ロングライドや旅行(輪行)用は、基本的に満足行くレベルならもっと高い車体を買っても良いと思います。長距離を走るための巡行性能、長距離を走っても疲れにくい快適性を備えた車体を選ぶのが重要です。

加えてフィッティング(車体と身体の適合性)を店舗で確認するのがいいでしょう。実際に試乗する機会があるなら参加されるのもいいと思います。

また、今後カスタマイズする予定があるなら、拡張性の高い車体(コンポーネントシマノ105以上)など、意識する必要があります。

コンポーネントとは、変速機、ブレーキシステム、クランクセットのことを指します。

カスタイマイズを意識するならクランクセットが105以上かどうか確認しましょう。(10万円台前半の完成車には、いわゆるFSAのゴッサマーと呼ばれるものが付いている車体は、ボトムブラケットというクランクセットの軸受け部分の規格がシマノ製品と違う可能性があります。)

 

付属品の購入について

車体だけで走り出せるわけではなくて、車体に加えて付属品を購入する必要があります。

金額的にはピンキリですが、それなりのものを買うことをおすすめします。安価なもので済まそうとすると結果納得いかずに同じものを買ってしまう、いわゆる“沼”にハマる可能性が高いからです。

あらかじめどの程度のものを買いそろえるのか、各々の金額的な上限を決めておくと良いと思います。

通勤用に必要なもの

  • 盗難防止用のカギ
  • ヘルメット(地域によっては着用必須)
  • アイウェア(サングラス)(飛び石や虫の衝突などから目を守るために必要)
  • ペダル(フラットペダルの場合はビンディングシューズは不要)
  • ビンディングシューズ
  • ライト(必要に応じてバックライトも)
  • 近所を走り回るならサイクルジャージやグローブもあると便利

安価なもので揃えても1万円~3万円は必要になってきます。

バイク本体と合わせて12万円ほど、割引が効くと10万円以内で揃えられる可能性があります。

 

ロングライド、旅行(輪行)用(10万円~30万円)

通勤用の付属品に加えて次のようなものが必要となってきます。

  • パンク修理用の機材(チューブや携帯用の空気入れ、タイヤレバーなど)
  • 輪行袋(旅先までの移動や宿泊先でロードバイク本体を携行する)
  • サイクルグローブ、ソックス

快適性の観点からヘルメットやアイウェアも相応のグレードで揃える方がいいと思います。

それなりに快適なものを揃えると4万円~5万円ほどは覚悟する必要があります。

 

というわけでカウンセリングシート作ってみましたので、

 

なんとなく店舗に行って話聞かされるよりも、相談しやすいと思いますので、

ぜひ使ってみてください。

 

 

今度は、おすすめのエントリーグレードのロードバイクを紹介したいと思います。